回想…、ステキな高校生。 | 福岡 専門学校|麻生専門学校グループ|学校法人 麻生塾

マナーエッセイ

回想…、ステキな高校生。

2009年11月1日

今年の甲子園、福岡県代表は九州国際大学付属高校に決定しました。このキャンパス通信が皆さんのお手元に届く頃には全国大会の結果も出ていることでしょう。
学校数が多いゆえ、熾烈な県大会を勝抜いてきた”九国大付属ナイン”には、晴れ舞台を思いっきり楽しんでほしいと思います。
…そんなことを考えつつ…、『甲子園』と言えば…。私はちょうど1年前のことを思い出していました。

 

8月のお盆前。某高校にて就職希望の生徒たちに面接指導を行うためJRで向かい、講座がお昼前に終了…。戻りもJRです。
最寄の駅から快速電車に乗り込んだところ、座席は満杯。「あ~、残念…、しょうがないなぁ…」と諦め、進行方向を向いて立っていました。
そう…、2~3分経ったときでしょうか。後ろから私の肩をトントンと叩く人が…。
…んっ?!、振り向くと、健康そうに日焼けした男子高校生(夏休みなので私服)らしき二人が、「こんちは!どうぞ」と、親しげな笑顔で斜め後ろの空いている2席をすすめてくれました。(おそらく彼らが自分たちの席を譲ってくれたのだと思います。)
私は、多くの高校で講演を行うので、多分、彼らの高校でもしたことがあるのでしょう。電車で私を見かけたとき、思い出してくれたのだと思います。
「ありがと!キミたち、どこの高校?」と聞くと、「イイコウ…です」との返事。
イイコウ…とは、そう!昨年の甲子園福岡代表「飯塚高校」のことです。生徒たちが明るく、とても元気な学校です!
学年を尋ねると、二人とも2年生。「甲子園、応援に行ったの?」、「はい…」、「うわぁ、いいなぁ。バスで時間かかったんでしょ?」、「休憩入れて13時間ぐらいでした」
「そう!でもいい経験だったね!」
…と、こんな会話を交わしていたら、再度、「席、どうぞ…」と、すすめてくれましたので、私も「いえいえ、キミたちがどうぞ。私は立っててもいいので…」と、彼らの気持ちをありがたく思いつつも、いったん辞退しました。
すると、「ボクたち、すぐ降りるんで…、どうぞ」…と。「あ~、そうなの?じゃ、ありがとうございます。」それなら…と、素直に譲ってもらったのです。
でも、前方でつり革を持って楽しげに話をしている二人は、一向に降りる気配がありません。結局、私と同じ終点の博多駅まで乗っていました。席を空けてくれてから約40分、
ず~っと立っていたのです。
おそらく遠慮する私を気遣って、”自分たちは、すぐ降りるから”と、とびっきり素敵なウソをついてくれたのだと思います。

 

彼らの優しい気持ちに、本当に感謝です。
飯塚高校の生徒…、今年は3年生になっている二人。あのとき、お名前をお聞きすることができなかったので、残念ながら直接、御礼を申すことができません。

 

1年前の素敵な出来事です。この場を借りて、「本当にありがとうございました!」

 

おわり